健康コラム
心と体を癒す音楽の力
好きな音楽を聴いて元気をもらったり、心が落ち着いたりした経験はありませんか。音楽には、脳を活性化して感情をコントロールするなど、心と体のケアを正常にする働きがあります。さまざまな困難をサポートしてくれる音楽を生活に取り入れて心と体を癒しましょう。
心地よい音の秘密「1/fのゆらぎ」
ヒーリングミュージックやクラシックなど、心地よさを感じる音楽には微妙な「ゆらぎ」があります。この心地よさのもととなるゆらぎのことを「1/fゆらぎ」と呼びます。「1/fゆらぎ」とは、メトロノームの音とラジオの雑音の中間にあたり、規則正しさと不規則さが調和している状態のことをいいます。そよ風や小川の流れ、人の体もこのリズムで動いています。クラシック音楽などにもこのリズムがあり、人間の脳波や筋肉の緊張をリラックス状態に導く働きをしています。この独特のゆらぎが私たち人間には心地よさとなって伝わっているのです。
◆脳と体をリラックス  音楽の効能
正しい姿勢のポイント
クラシックからJ-POPまで、あらゆる音楽は1/fゆらぎを持っていて、聴きたい音楽であればどんな音楽でも体の緊張が解け、皮膚温が上昇し、筋肉の緊張度が低下します。基本的には、その時の気持ちに合う、共感しやすい曲を聴くとストレスの緩和に役立つでしょう。音楽を聴く時間は1日30分~1時間で、集中して音楽を聴くとリラクゼーション効果が高まります。音楽を上手に生活に取り入れ、ストレスの少ない生活を送りましょう。
~自分の気持ちに合った音楽を選びましょう~
■イライラした気分を発散したい時
イライラした気分を発散したい時
激しくてテンポが速い曲や明るくて陽気な曲は、テンションを上げてくれます。イライラした気分の解消に最適な曲であり、リフレッシュと同時に活気をもたらしてくれます。
■疲れた時や集中したい時
疲れた時や集中したい時
リズムや響きがシンプルな自然の音をテーマにした音楽を選びましょう。気持ちが落ち込んでいる時には、ゆったりと穏やかな音楽がお勧めです。気分が落ち着いてきたら、少しずつテンポを上げていくと、元気が出るようになります。自然音やヒーリングミュージックは、「かけながら眠ること」を前提としたものも多く、安眠効果があります。部屋を暗くして、ベッドの中で聞きながら眠るのも良いですね。
■前向きに明るくなりたい時
前向きに明るくなりたい時
青春時代に体験したことは記憶に残りやすく、10代後半~20代にかけて繰り返し聴いた思い出の曲などは、生涯心に残るといわれています。懐かしさを感じる曲は、喜び、幸せ、満足、リラックスなどポジティブな感情を呼び起こします。当時好きだった音楽を聴いて、ストレスが多い現実をいっとき忘れるのもよいでしょう。楽しかった思い出に浸るうちに心が明るくなることでしょう。
■自律神経を整えたい時
自律神経をを整えたい時
クラシックは、人間のやる気を出させるとともに、自律神経のバランスを整えることができる音楽です。また、日本古来の楽器である琴や笛も、人の心をリラックスさせます。これらが使われている「雅楽」は人の心を安心させ、落ち着かせる効果があります。
~音楽を聴くだけではなく、脳と体、両方を使って心と体を癒しましょう~

心のモヤモヤや怒りや悲しみなどその時の気持ちを楽器や歌に表すことで、自分のサイレンにも気づくことができ、ストレスをため込まないようになります。音楽の力を思う存分活用して心と体を癒しましょう。
  • 楽器を演奏する→ ギターやピアノなど楽器を演奏するのも効果的です。実際に楽器に触れることで集中でき、時間もあっという間に過ぎるでしょう。楽器演奏が出来ない人も練習をして曲が弾けるようになった、という達成感を感じることがストレス解消に繋がります。
  • 好きな曲を歌う→自分の好きな曲を好きなだけ歌いましょう。鼻歌でも効果はあります。歌うことでお腹に力が入り、体も動かすことができ、体温も上がって前向きな気分になります。
  • 3.作詞・作曲をする→ 自分の今の気持ちを作詞、作曲をして思いを表現してみましょう。オリジナルソングを作って楽しくストレス発散しましょう。
楽器
私たちにとって音楽は非常に身近であり、心と体のケアの為に欠かすことのできないものです。毎日の生活に取り入れれば、ストレスの多い日々でも、もっと過ごしやすくなることでしょう。